ポツダムのオランダ人街にある外来手術病院は、麻酔科と外来手術の共同診療所です。一日に平均して12件、ピーク期には20件の手術が実施されます。医師チームは三人の麻酔科医と下記の診療科の20人の術者で構成されます。
- 整形外科
- 眼科
- 泌尿器科
- 外科
- 耳鼻咽喉科
- 顎外科
- 歯科
- 皮膚科
クリニクレーブ25からクリニクレーブ45に
クリニクレーブ45を採用する前に、すでに二台の大型オートクレーブを滅菌用に使用していました。一台はMMM社のセレクトマット・コンパクト、もう一台はメラグ社のクリニクレーブ25でした。クリニクレーブ45の採用を決めたのは、その前身モデルのクリニクレーブ25より乾燥結果がはるかに優れているためです。
クリニクレーブ45で器材再処理
器材再処理を担当するのは教育を受けた二人の女性スタッフです。滅菌器と並んで、ウォッシャーディスインフェクター、シーラー、超音波洗浄器をそれぞれ一台ずつ使用しています。建物側の排水処理の欠陥が除かれてから、クリニクレーブ45の乾燥結果は非の打ち所がなく、それに伴い私たちはその運転全体に大変満足しています。カラータッチディスプレイを使った操作は直感的なので、非常に簡単で確実です。ただしもう少し敏感に反応するタッチ感度が望まれます。バッチのリリースはやはりディスプレイで直接行われ、記録はディスプレイに付いているCFカードのインターフェースを介して行われます。省エネモードの利用も有意義で、当外来病院のエネルギー効率最適化に貢献します。クリニクレーブ45で一日に平均6バッチ、最大13バッチ滅菌します。積載物はほとんどの場合、角カストと包装された個別器材です。信頼性と高速性が安全で短い再処理工程を可能にし、そのため当院のクリニックプロセスの確保に重要な貢献をします。
私たちの結論
クリニクレーブ45は絶対的な信頼を置ける大型オートクレーブで、乾燥結果が非常に良好で、その短いプログラム進行時間は効率的なクリニックプロセスが達成されるよう設計されたものです。装置の総合コンセプトと標準仕様として統合されているバッチのリリースや省エネモードなどの追加機能は、器材再処理の作業ステップを短縮、簡素化し、常に変わらぬハイクォリティなクリニックプロセスへの重要な貢献をします。